The body heat 3
触れた唇からは、はっきりと彼女の生きている証が漏れていた。 彼女を温めてあげることが目的でこうして裸で抱き合ってるなんて事は、 僕の頭には既になくて、ただ目の前に横たわる彼女を感じたかった。 「ハーマイオニー・・・、あったかい・・・。」 微かに開く唇から、そっと自分の舌を差し入れる。 そんなキス、したこともないくせに。 自分の本能が、するべき事を教えてくれているように、 自然と出た行為だった。 ただ舌先で、彼女の奥にある同じものを探し当て、 優しく弄ってみる。 背筋に電流が走った様な、鋭い刺激。 同じように下半身にも甘い痺れが走る。 僕は思い切って自分の体を彼女の上へ乗せてみた。 再び彼女の体が跳ねる。 ・・・・。 又、自分の頭の中ではいろんな言い訳が溢れてくる。 まあ、いいや。 だって、やっぱりこの方が暖かい。 主張するそれを、躊躇うことなく彼女の太ももへ擦りつけた。 右手は先ほどと同じに、柔らかいふくらみを弄び、 人差し指で時々、先端を突いてみる。 さらに固くなった先端は、 僕自身と一緒で、かなりの自己主張を見せていた。 彼女の口から微かにため息が漏れた・・・。 気を失っていても感じるんだろうか・・・。 もしかして本当は気が付いてるんじゃないのか? 自然と湧き上った疑問に、僕はわざと大胆な事をしてみせた。 彼女の膝を自分の足で交互に開く。 わずかに彼女が身をよじる気配がする。 でもそんな事おかまいなしに、その間に自分の体を割り込ませた。 今僕は彼女にキスをしている。 僕と彼女はそう背丈も変わりないから、 自然と僕の一部が彼女の中心に触れることになる。 「・・・あ、ハリー・・・。」 そう彼女が呟くのと、僕たちの目が合ったのはほぼ同時だった。 2 NEXT
----------------------------------------------------------------- 女の立場から言わせてもらえれば、好きな人ならば抵抗はしないはず。 多分・・・。 でもハリーが助けたりしなければ、自然と一時間でダン爺の魔法は解け、 ハーもこんな苦しい思いをしなくてすんだのに。 ・・・という突っ込みはやはりご自分の胸にoosa・・・(もごもご) -----------------------------------------------------------------