The body heat 2

下着一枚で僕は彼女の横に膝をついた。 そしてかじかんだ手で彼女のローブのボタンを外していく。 背中にそっと腕をまわし、彼女を持ち上げながらローブを抜き取った。 「ふう・・・。」 なぜかため息が出る。 次はセーターだ。 まずは両腕を抜き、次にウエストから捲りあげた。 すると濡れたシャツが肌に張り付いていて、下着がくっきりと透けて見える。 僕は慌てて眼を反らし、セーターを脱がす。 問題はここからだ。 一呼吸おいて彼女の頬に触ってみた。 氷のように冷たい。 嫌な予感がして彼女の口元に耳を寄せた。 大丈夫。 まだ息はしている・・・。 僕は深呼吸して気持ちを落ち着かせた。 そしてシャツのボタンを外していく。 彼女の胸元に自分の手が触れないように、 細心の注意を払いながら。 「うっわ・・・。」 いやでも目に入る彼女の下着とその胸元に、 僕は素っ頓狂な声をあげて赤くなる。 到底彼女からは想像もできないような、 ・・・なんて言うか・・・、 愛らしい少女趣味な下着。 「いつからこんなものつけてたんだろう・・・?」 少し前までは、自分より痩せてヒョロヒョロだったくせに。 女の子って・・・、恐ろしい・・・。 その下着をしばらくぼんやりと見ていた僕は、 こんな事してる場合じゃないだろ!と自分を叱りつけ、 その手を彼女の背中に回す。 愛らしい下着のホックに手をかけて、 ・・・そして、止まった。 ・・・・・。 いや、先にスカートだ。 そうだそうだ、それがいい。 これはまだ後にしよう。 自分の思いつきに拍手を送りたい気分だった。 そんなの一時的な気休めだとわかってはいたけれど。 スカートはなんの躊躇いもなく脱がすことが出来た。 だけどそこで僕は思いっきり後悔した。 現れた彼女のそこを覆う下着は、先ほどと同様レースたっぷりの 僕が想像していたものとはかなり違った物だったからだ。 しかもその下着のラインは、へそから10センチ以上も下にあり、 さっきまで湖の波にもまれていた為、かなり下にずれていた。 そこから僅かに覗く彼女の・・・。 「ハーマイオニー・・・。  君って一体・・・。」 彼女のせいなんかじゃないのに、僕は赤い顔で彼女を睨みつける。 それから、まだ濡れている自分のローブを引き寄せると、 そっと彼女にかけて自分もその中に入った。 そして覚悟をきめて胸を覆う下着のホックと、 へそ下10センチの煽情的な下着を、そっと彼女の体からはぎ取った。 「見てない。  僕は何も見えてない・・・。」 変な言い訳をぶつぶつと呟いて、そっと彼女の体を自分に引きよせ、 その華奢な体を抱きしめた。 冷たい・・・・。 凍っているみたいだ。 僕は自分の手で彼女の腕を一生懸命さすってみた。 「目を覚まして・・・、ハーマイオニー・・・。」 何回も何回も腕をさする。 横向きにして背中もさすった。 するとそのはずみで、彼女の胸の先の尖った部分が自分の胸に触れる。 「あ・・・。」 思わずローブの中を覗いてしまった。 横向きのためか、いくらか形の崩れた彼女の乳房が、 自分の胸のすぐ横で、体をさする振動とともに揺れていた。 自分の体の中心が、とたんに熱を帯びてくるのがわかる。 だけどそこから目が離せない。 何を思ったのか、僕はその膨らみをそっと手に包んでみたくなった。 恐る恐る自分の手を近づけてみる。 先ほどの尖った部分が、僕の手のひらの真ん中をくすぐる。 その瞬間、ほんの僅かだけれど、彼女の体がピクンと弾んだ気がした。 ・・・え?気づいてる・・・? まさかね。 「ハ、ハーマイオニー・・・?」 呼んでみたが返事はない。 少し安心して、手に包んだそれを優しく揺り動かしてみた。 初めて触れる女性の乳房。 その柔らかさに驚かされる。 自分の手の動きによって、自由に形を変えるそれは 十分に僕の性欲を刺激した。 こんな非常時に何を考えてるんだろうと、 呆れるやら腹が立つやら・・・。 だけどそこから手を放すことはできなかった。 そのうち僕は、自分の下半身の変化にはっきりと気がついた。 それをハーマイオニーに悟られないようにと腰を浮かすことにしたが、 でも、はっきりと自己主張するそれは、 腰を浮かしたくらいでは彼女の体から離れることはなく、 仕方なくそれを、彼女の中心からなるべく遠い場所へとずらす。 そこで自分はまだ濡れた下着を履いたままだという事に気づき、 足で蹴ってそれを脱ぎ去った。 親友の彼女と、生まれたままの姿で抱き合う自分。 彼女の顔を覗き込むと、ほんのりと赤味が帯びてきていた。 わずかに顎を上げたような表情の彼女は まるで僕を誘っているかのように見えなくもない。 半開きになった口元からみえる綺麗な歯並び。 僕は彼女の乳房を揺すったまま、 その唇に吸い寄せられるかのように近づいて行った。                        NEXT  


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こんな状況でも、男の子って**ちゃうんだろうね?
だって、ハリーは無意識だけどハーのことが好きだから。
14歳の男の子の初体験って、女でしかもこの年の私には
想像するしかできません。
「こんなんじゃね〜よ!」と思った方、
その言葉はそっとご自分の胸の中へお納めくださいね。
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