映画 「不死鳥の騎士団」 感想
〜ハリハーシーン〜
お待たせしました。皆様が1番興味があるであろうハリハーシーンについてです。 もうこれは語り出せば一晩中でも話していられますよ! 何ていうのかなあ・・・。 あからさまなハリハーシーンよりも、今回は違った観点から見たハリハーに萌えました。 まず全体から受ける今後のLOVEですが・・・。 ロンハーはとってもいい雰囲気でした。 6巻に向けて、いよいよ動き出したかの様に見受けられましたね。 ハーがロンと目を合わせて微笑むところとか、 ロンの一言に嬉しそうな顔をするところとか、 今までにない位意識し合ってる感じ! まあ、公式ですから。 グロウプにハーが襲われそうになれば、 「ハーマイオニーに手を出すな!!」と、あからさまに敵意をむき出しにするロン。 解り易い奴です。 ハーも何だか柔らかくなっちゃって、今までのハーとは違う感じがしました。 ハリチョウは・・・。 何だか、あの展開はチョウが可哀想。 ベリタセラムを無理やりアンブリッジに飲まされ、DADAの事を話してしまうんですが、 そんな事を知らないハリーは、チョウの言葉にすら耳を貸さなくなってしまいます。 あとでその事を知る事になるんですが、 「え・・・!?」と思ったって後の祭り。やけに中途半端な形でハリチョウはTHE ENDでした。 でもでも!二人のキスシーンにはやられた!!! 初キスにして、この濃厚さ。 では、SS調にそのシーンを・・・。 ハリーはそっとチョウに近づくと彼女の唇に自分の唇を重ね合わせた。 幾度となく角度を変え、彼女の唇を優しく啄ばむ。 彼女の上唇と下唇を交互に自分の唇で挟んでは離し、 いつしか僕は彼女とのキスに夢中になっていた・・・。 ・・・すみません。(汗) いや、ハリーの心臓がひっくり返るかと思ったというキスじゃありませんでした。 ダン、やってくれるよ。次回はジニーとか・・・。 ちょっとお母さんは興奮しちゃったよ・・・。もうっ。 ジニーとはあんまり・・・というか、ほとんど絡んでいませんでした。 こんなんでいきなり6作目でハリジニかあ・・・。 原作読んでない人はびっくりしちゃうだろうなあ・・・。 まあいいや。楽しみにしていましょう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 さて、ハリハーはどうかというと・・・。 まず、グリモールドでの再会ハグシーンはバッチリでしたわよん。(笑) ハリーもしっかりハーの背中に手を回していましたから! 原作の本当にどうでもいいシーンのはずなのに、(今後の展開を考えると・・・っていう意味です。) ちゃんと入ってた。しかもこのシーン、後半でもう1回出てくるんだよねえ。(なんで?) それから前のページでも触れたんですが、ハリーとシリウスの2人の重要なシーンで。 これは、ダンもインタビューで応えていたんですが、 この映画のテーマとも言うべきセリフをシリウスが話してるところ。 シリウスがそのセリフを言った後、ハーが2人の所にやってきて、 「ハリー、そろそろ(ホグワーツに)戻る時間よ。」と言います。 別れ際にシリウスは強くハリーを抱きしめ、ハリーもシリウスにしっかりと 抱擁を返します。 ここにハーはいなくてもいいはずなのに、カメラのアングルはしっかりとハーの後姿を入れていました。 シリウスとの別れが辛いハリーの表情は、しっかりハーからも見えているんです。 何だか意味深だよなあ・・・。(あ、私だけですか?) 細かい部分では、ハリーの手の罰則で受けた傷をハーが見つけるところ。 ホッグズヘッドで始めて「ヴォルデモート」と口に出して言うところ。 ハリーがチョウとのキスを2人に打ち明け、ロンが「君はそんなにキスが 下手なのか?」と言うセリフにハーは、 「あら、ハリーのキスは期待以上よ。」と訳知り顔で言うところ。(吹き替え) この辺りは本当に原作に忠実で、しかもハリハーとしては見逃せない部分ばかり。 それをしっかりと入れてくれてあったんですよ。 今後の伏線と考えて何が悪いのよ!ねえ? スネイプから受ける閉心術のシーンでは、様々な場面が回想されていきます。 もちろんチョウとのキスシーンも出てくるんですが、 前にも触れた通り、ハリハー再会のハグシーンがここでハリーの心の中に現れます。 原作では、猫に変身しちゃったハーマイオニーを見てましたよね? 次にこれは原作には全くないハリハーシーン(だと私は思っている)です。 双子達の逃走を、ホグワーツの生徒達が一斉に見上げて拍手喝采で見送っている時・・・、 突然画面はハリーのアップになり、スローモーションで彼が倒れていきます。 誰もが双子の去っていく姿に夢中で、ハリーの倒れていくところなんて気にも留めていない。 だけど、ハリーの前に居たハーがそれに気付き、 やっぱりスローモーションで後ろを振り向きハリーのそばに寄って行く・・・。 ハリーの目はハーマイオニーをじっと見据え、地面に座り込んで一言・・。 「シリウスがヴォルデモートに連れ去られた・・・。」 回りの興奮状態と、二人の間に流れる緊迫した状態がまるで正反対で、 全く違う世界に2人だけ・・・といった感じ。 だから、このシーン。 どんな今までのハリハーシーンより、心に迫るものがありました。 一緒に見た娘も、これはハリハーだと言ってくれましたよんvv 魔法省での戦いでは、ハーマイオニーが呪文で倒れることもなかったし、 ジニーが踵を折る事もありませんでした。 もちろんロンも、「モー・クセー」なんて言いません。 ハーマイオニーが倒れて、気が動転するハリーは見られなかったんです。 が、しかし!! それ以上の興奮が待っていましたよ! ヴォルデモートに身体を支配され、それを自らの意思で跳ね返そうとするハリーが 無意識に心の中で見たものは・・・、 めずらしく1〜4作映画のシーンがここで使われます。(閉心術のシーンでも使われてました。) 笑顔のロン。シリウスを助けた夜のシーン。 床の上で苦しむハリーの脳裏に、様々な愛と友情の思い出がフラッシュ・バックされていきます。 ここで真っ先に浮かんだハリーの思い出。 私たちハリハーが最も愛する、あのシーンでございます。 このシーンについてだけ、ここでは触れずにおきましょう。 是非映画館で大興奮していただきたいシーンですから! あれは確か、ロンハーの伏線との差別化で描かれたシーンだったと思うんですが、 ハリーがヴォルデモートにはない力で、奴の支配を跳ね除けるのに真っ先に浮かぶのが この思い出だなんて・・・。(感激・・・) ハリー、大事にしてたんだろうなあ。 この辺りはもう、感動の嵐です。クライマックスです。 本当の意味でハリーがヴォルデモートと戦う、初めてのシーンだと思います。 確かにロンハーは強調されてたし、あからさまなハリハーシーンは少なかったかもしれません。 でも、映画の製作に原作者がある程度関わってるというなら、これを友情だけというのは ちょっと無理があるような気がしてなりません。 ハーはハリーを無意識に支え、それは単に友情だけかもしれないけれど、 ハリーに関して言えば、ハーの存在は親友だけじゃ済まされないと思います。 いつかハリーがハーを愛してる事に気付くんじゃないか・・・と、そんな気がします。![]()
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