[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。





LESSON 3

上半身裸の僕を残し、ハーマイオニーは一人で部屋を出て行ってしまった。 何だか格好悪くないか・・・これって。 それに今はまだ、とても廊下へ出られる状況ではなかった。 「マント...持って来ればよかった..。」 そう一人呟くと、そのままゴロっと床に寝そべった。 「冷たい・・・。彼女もきっと冷たかったんだろうな・・・」 深いため息を一つついて、目をつぶった。 さっきの彼女の吐息が耳に残っている。 意外と大人の女性らしい体をしていたっけ。 いつもはマントに分厚い本でガードされているから気付かなかったけれど・・・。 僕とは違う、柔らかくて肌理の細かい肌。 可愛らしい下着から覗いていた胸の谷間。 そこからほのかに香る、優しい石鹸のような匂い。 そしてジニーと一緒の時には感じたことの無い、彼女を征服したいと思う強い感情。 「ハーマイオニーって本当に女の子だったんだ・・・」 どうしよう・・・。 心と体を落ち着かせようと思っているのに、これじゃあ、逆効果だよ。 どうしたってさっきの彼女の姿が、目に焼きついて離れない。 手にはしっかりと彼女の肌の感触が残っている。 「ハーマイオニー...  お願いだから戻ってきて...」 だけど、彼女が戻って来てはくれなかった。 怒ってるんだろうか・・・。 いや、あれは彼女から言い出した事だ。 それとも僕は、彼女を傷つけるようなヘマをしてしまったんだろうか・・・。 きっと僕が下手だったから・・・? そんな事を自問自答していると、あの時首筋に口付けた時、彼女の口から漏れた 微かな喘ぎ声を思い出してしまった。 「おい、ハリー!しっかりしろ!」 だけどそんな言葉とは裏腹に、僕は無意識のうちに自分自身に手をやっていた・・・                            どうなる?ハリー君よ!                            LESSON 4へ → ======== この章にも警告文入れた方が良かったかしら..? でも最後だけだしぃ...。 誰もが通る青春の通過儀礼(By 回転)という事で・・・ 短いので続きすぐUpします。 次のはあんまり甘くありましぇん(泣) ========