My two best friends
僕の名前はロナルド・ウィーズリー。 今日は僕の親友達を紹介・・・しようかと思ったけどやめた! 散々聞いてるだろ? 僕の紹介はそっちのけで・・・。 やってらんないよ、まったく。 だからさ、今日は君達にいいもの見せてやるよ。 これから僕と一緒に来るかい? そのかわり覚悟しときなよ? ティッシュは1箱持ってけよ、悪いこと言わないから・・・。 鼻血出して倒れたって僕は責任取らないからね。 とにかく・・・、僕の紹介をいい加減にしたあの二人への仕返しだから。 とっておきの瞬間を見せなきゃ意味無いよな! おっと、そろそろいい頃合だ。 この時間が一番いいんだよ。 みんなが寮に戻って、談話室が閑散としてきた頃が・・・。 さあ行くぞ。でかい声出すなよ・・・。 そ〜っと、そ〜っと。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 誰もいなくなった談話室。 今まで少しはなれて座っていた二人が、 どこか遠慮がちに近づいていく。 そしてその二人は二人がけのソファに 体をぴったりくっつけるようにして座った。 「ハリー?今夜はみんなの居なくなる時間が早いと思わない?」 「うん・・・。僕もそう思ったんだけど・・・。 みんな僕達に気を使ったのかな?」 「うふふ・・・、そうかもね?」 「でも、僕は早くに君と二人きりになれて嬉しいけど?」
か〜〜っ!やってらんないなぁ。 あいつ、ハーマイオニーの前だとめちゃくちゃキザなんだぜ! 「私もよ、ハリー。ねえ、キスしていい?」 「わざわざ聞かなくてもいいじゃない。」 軽くチュッと音がして二人の唇が触れ合った。 誰も居ない(?)談話室に二人の唇の触れ合う音だけが響く。 ハリーの手がそっとハーマイオニーの背中に伸びていく。 「ん・・・」 時々、ハーマイオニーの甘い声が聞こえてくる。 「あ・・・ハリー・・・」 「喋らないで・・・」 ハリーの唇がハーマイオニーの首筋をはっていく・・・。 時々そこを強く吸い上げる音がする。 「だめ・・・ハリー・・・」 「だめ?どうして・・・?」 「とまらなく・・・なっちゃう・・・」 「止めるつもり・・・は、・・・ないけど?」おいおい、何するつもりだよ。こんな所で!! 場所変えたほうがいいんじゃないか? いくらでも僕達ついてくし・・・、なあ? ちょっと、僕にティッシュ1枚くれよ・・・。 あ、サンキュ。 さあ、どんどん続けてくれ。 しばらくするとハリーの手がハーマイオニーの制服の ブラウスのボタンを外し始めた。 「ハ、ハリー・・・、だめよ。誰か来たら・・・どうするの?」 「だって・・・、止めらんないよ・・。」 「ちょ・・、あん、ハリー!」あん!ってなんだ?あん!て?? 一度でいいから僕の前であんな声だしてみろよ! ちょっとよく見えないなあ・・・。 場所変わってよ。何してるんだ、あの二人は。 どこ触ってるんだよ!? 「ハーマイオニー、これ取ってもいい?」 「これだけよ?他はだめよ?」 「え?わかんないよ、そんなの。」 「じゃ、だめ!ちょっと・・・だめっていってるじゃない! あ・・くすぐったいわ、ハリー。 あ・・・」 「くすぐったい?じゃあ、ここは・・・?」 「あん・・、ハリーの意地悪・・・。 ・・・でも、やめないで・・・?」 「ハーマイオニー、好きだよ。 ねえ、これから君の部屋に行ってもいい? やっぱりここじゃ落ち着かないよ。 それにさっきから・・・ 何か誰かに見られてるような気がするんだよね・・・」 「・・・ええ、いいわ。連れて行って、ハリー。」ちょっと、待てよ! 女子寮は僕は入れないじゃないか!! ハリーだって入れないはずだよ。 はっ!もしかして・・・、一緒ならいいのか? 抱き上げて入るなら問題ないのか? そんなんでいいのか?ホグワーツ!! そんなロンの叫びも空しく、二人は再び長い口付けを交わすと ハリーはハーマイオニーを抱き上げた。 そして女子寮へ続く階段に向かう。 「他の部屋の子はどうする?」 「私にまかせて・・。 朝までどんなことがあっても起きない、熟睡の魔法を使うから。」 「先生にばれたら、退学だよ?」 「あなたと一緒にいられるのなら、どんな危険でも犯す価値ありよ。」 「はははっ、ロンにも聞かせたいよ、今のセリフ・・・。」聞いてるよ。 それより・・・、これから彼女の部屋で何をする気なんだ? しかもあんなに軽々とハーマイオニーを抱き上げるなんて。 いや、意外といい体してるんだよな、ハリーって。 たまに監督生のお風呂場で一緒になるんだけどさ、 こう・・なんていうか、触ってみたくなるような、いい体なんだ。 女の子なんて、あんな体で抱きしめられたりしたら 多分イチコロだね。 僕だって多分イチコロだよ・・・。 あ・・・、今のはなかった事にしてくれ。 そんな呑気な事を考えていると、いつの間にか僕は1人になっていた。 おいおい、他のみんなはどうしたんだよ? まさか、あのバカップルと一緒に女子寮へ行っちゃったのか? そりゃないよ〜! ここまで連れて来てやったのは、この僕なんだぜ!! 一番おいしいところを、この僕が見逃していいはずないじゃないか!? こうなりゃ、強行突破で無理やり忍び込んでやろうか・・・。 いやいや、そんな事をして万が一二人にバレたらそれこそ命がない。 だってあの二人は、違った意味で最強の魔法使いだからね。 絆も強いから、二人に睨まれたら人生終わりだよ。 今回はあきらめよう。 しかし!こんな事であきらめる僕じゃあない。 今度は双子の兄貴達に手伝ってもらって、 絶対二人の決定的な瞬間をスクープしてやるさ! その時は又声を掛けてやるから・・・乞う御期待!! ========1000HITなのに〜、ハリハーサイトなのに〜〜! なんと主役はロン! 思い切って、裏まで作ろうと思いましたが・・・断念。 書いてて恥ずかしくなっちゃって・・・。 修行が足りないようです。 それより、皆様のお陰で1000HITです。 本当に本当にありがとうございました。 これからも、温かいハリハーを目標に頑張りますので、 どうか宜しくお願いいたします。 ========